ビットコイン暴落でマイニングもう稼げないの?

7月になりましたので結果発表と今後のマイニングについて私の考えをまとめました。

ビットコイン価格の下落で「もうマイニングは終わった!」という声もよく聞きますが、
実際のところはどうなのか?
6月15日から7月1日の実績から過去との比較、
今後の発掘量とBTC価格の変化に伴う損益分岐点をまとめてみました。

まずは15日間の発掘量を発表します。

0.00865602BTCで約3万3千500円でした。
私は1日の移動分はビットコイン価格が700万になるまで保有する予定ですので、
約7万円の収益だと思って楽しみにしています。

次に過去のマイニングの実績を表とグラフにしてみました。

今の2号機3号機で7台のグラボを稼働出来るようになったのが4月の終わりからですので、
それまで発掘量が少ないのはご了承ください。

5月前半はオーバークロックなし、後半はオーバークロックありで検証しています。
5月後半から現在までは設定は変更しないで運用しています。

グラフは受け取ったBTCの推移です。
ビットコインの大暴落が5月19日ですから大きく影響を受けているのが6月に入ってからです。
グラボ価格が下がり始めたタイミングですね!
ビットコイン価格ほどではありませんが30%以上の下落ですので、
やめるタイミングだと思った方がいてもおかしくないですね。

円換算グラフを見ても少しづつ減少しています。これはイーサリアムの取引量やガス代の低下が考えられます。

今後イーサリアムのハードフォークでマイニングの発掘量が減ることが予想されますので、
どのあたりが損益分岐点になるのか知らない方は調べておく必要があると思います。

我が家のマイニング損益分岐点がどこになるか簡単な表にまとめてみました。

今から12月までに発掘量に対してビットコイン価格が変化するとどうなるかを表にしてみました。
電気代は太陽光発電を考えないで20000円で換算しました。

今現在月の発掘量が約0.016BTCですので、それより少ない0.015 0.010 0.005BTCの3パターン作成しました。

電気代が2万円で計算すると電気代より発掘量が少なくなるラインが0.01BTCだと200万以下、
0.005BTCだと400万以下で赤字になります。
私は年末の価格を1BTC300万で想定していますので、発掘量が0.0075BTCより少なくなったら赤字運用になる可能性が高いです。
即現金化で運用している方はこのあたりで運用を休止になるのではないでしょうか?
おおよそ今の1/3になったあたりですね。

運よく価格が上昇するようなことがあり450万円を超えてくれれば今の1/3の発掘量でも赤字にはならなさそうです。
ただ機器代金は回収できません。
今の発掘量が続くのであれば、新たな購入も検討に入れる事が出来そうです。

私の12月の時点の予想は発掘量が2/3でBTC価格が300万円です。
皆さんはどのあたりを想定してマイニングされていますか?

右側の表は我が家の機器代金を回収できるところを表しています

今までに換金した金額が11万円で電気代が5か月で約5万円(太陽光発電込み)で計算すると
黄色の網掛け部分が機器代金を回収出来ている所です。

BTC価格が550万円まで上がらないと今年中に機器代金の回収は無理ですね。

発掘量とBTC価格を表にしてみると今後のイメージが想像し易いです。
表を見る限りまだまだマイニングは続けられそうな感じはしています。

私の中での結論はBTC価格は数年後には1000万円を超えると思っていますので、今のBTC発掘ベースで赤字になったタイミングで一旦停止、再度黒字化が見込めるようになったら再開する予定です。発掘量が戻らなそうになった時点で撤収を考えています。

太陽光発電の電力を利用していますので少しは長くマイニングが出来そうです。
せっかく自分で組み立てたマイニングマシンですので長く稼働してほしいですね!

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