グラボの温度管理
ビットコイン相変わらずのレンジ相場ですね!
個人的にはこのまま横ばいがうれしいですが、どうなるか楽しみです。
最近は仮想通貨が貰えるゲームでお小遣い稼ぎをしています。
1日2~3時間くらいで3000円分の仮想通貨が貰えるので家族で時間を分担してプレイしています。
そのためゲームをしないでサボってると怒られるという謎の状態になってます。
ゲームが苦手な私はあまり気乗りしませんが時給1000円のアルバイトだと思って頑張ってます。
今回は久しぶりにマイニングの話題です。
梅雨も明け始めてこれから夏本番ですが、マイニングの天敵『熱』との戦いが始まりますね!
我が家のマイニングマシンはオープンフレームで設置高は床から90cmになります。
壁は防火のためにマシン周辺は漆喰を塗りました。
環境によって数値は変わると思いますので参考程度で見て下さいね!
結論から発表します。
我が家の環境で効率良く冷えたのがグラボ2台につきサーキュレータ1台を中で運転、
エアコン温度を28℃設定でした。
この設定で我が家の問題児2060SUPERは67℃、他は50℃台をキープすることが出来ています。
今までは感覚的に風を送ったりヒートシンクを貼ったり色々していましたが、
改めて実験してみることで効率の良い方法がわかってきました。
一番最初に考えることは部屋全体の温度を均一にするように風を送る事です。
沢山のグラボを同時に動かすマイニングマシンでは、
グラボを直接冷やす事よりもグラボから出る熱を分散させてあげることを考えた方が温度の上昇が少なくなりました。
マイニングマシーンをストーブと考えるとイメージしやすいと思います。
ストーブから出た熱を拡散させるにはPCファンをたくさん付けても全然足りないですよね。
サーキュレーターくらいのパワーがないと部屋全体に広がりません。
マイニングマシンの周りの籠った熱が邪魔して冷やそうとしてもなかなか温度は下がらないと思います。
エアコンをつけてもグラボの温度が下がりにくい理由はここにあります。
次に風の送り方ですがグラボとグラボの間に斜め下から上に風が通るように設置すると温度上昇が少なくなりました。
床から天井に斜めに抜けるようなイメージです。
温度を測ってみると
28℃設定の時に通常の壁面が28℃。風がぶつかる壁面は30℃、天井付近で29℃です。
グラボとグラボの間に風を通そうとした時、
グラボ2台につき1台だと風が上手くファンの前を通りグラボ全体の温度が安定しました。
3台に1台だと端の1台の温度が上がってしまいました。
カバーを付けて風の流れを作る方法もありそうですが、我が家はサーキュレーターの数で冷やすことにしました。
サーキュレータを風が斜め下から斜め上へ流れるように設置するのがポイントです!
気になる電気代も20Wほどですので3台稼働でも月1200円ならエアコンの温度を下げるより効果は高いです。
(この場合は太陽光無しで計算しています)
但しサーキュレーターを設置することによる欠点もあります。
- 1番気になるのが音がうるさい事です。
人によってはかなり気になるレベルだと思います。
参考までに私や旦那さんは我慢できるレベルです。
テレビも少しだけボリュームを上げれば問題ないです。
- 2番目がホコリですね!
サーキュレーターがホコリを集めてしまうので、
月1回はメンテナンスしないといけないレベルでホコリが付着します。
次の課題はホコリが付着しない工夫だと思っています。
次に実験したのがエアコンの温度設定です。
真夏では24時間稼働させることを前提にしていますのでギリギリの温度を攻めてみたいと思い、
1℃づつ温度を変えて1時間放置する実験をしてみました。
結果としては28℃が温度上昇を抑えられるギリギリのラインでした。
29℃にすると問題児の2060が70℃に到達してしまいます。
これは何日か試してみた平均です。
RTX2060SUPERの温度変化
- 29℃が70℃
- 28℃が67℃
- 27℃で67℃
- 26℃で66℃
- 25℃で66℃
他のグラボも28℃までは50℃台で動いていますが、
29℃から60℃台に上がるものもありましたので温度設定の上限が28℃が一番効率が良い事がわかりました。
サーキュレーターを止めた場合は22℃設定でも28℃の時より温度上昇が高かったのでびっくりしましたね。
やはり熱の籠った空気を分散させるのが重要な様です。
2週間ほどかけて実験しましたので我が家ではこの方法が最適という結論になりました。
このデータは我が家のマイニング環境での数値ですので、皆さんの最適とは異なることもあると思います。
効率の良い環境作りもマイニングの楽しみだと思いますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!